遂に築47年のお化け屋敷化した我が家
をやっと建て直すことになりました。
もうね床とかミシミシ鳴るんです。
5年以上前に一度立て直す計画があり、
展示場巡りをしたことがあります。
20社以上回って最終的に残ったのは
一条工務店とクレバリーホーム(西東京建設)
で最終的に選んだのが西東京建設。
評判がとてもよく値段も安価でした(NEXTハウス)という
大工さんが暇な時期に立てるプラン。
なので、ハウスメーカー巡りはしなくて済むのでさっさと決める予定で
八王子の住宅展示場に足を運びました。
クレバリーホームはすでに取り扱いはなくウェルホームという
ブランドになってましたが、話はとんとん拍子で進み、
価格も提案も満足が行き、さぁ契約をしようかという段階にまでなりました。
そんな時に父が1ヶ月ほど前に
紹介してくれた地元の工務店さんを思い出しました。
今までその工務店さんの事は
アウトオブ眼中だったですが通りすがりに
試しにそこが建てた家も見ておこうと、妻と車で立ち寄りました。
「あれ?案外良いんじゃない?」
それが第一印象でした。
工務店の部長さんと初めてお話した時、
「いま、変な家建ててるんですよ。もしよかったら見てください。」
って言ってたので本当に変な家なのかと思ってましたが、あれは謙遜だったのかな、、、、?
こんな家が安く建つんじゃ
値段だけでも聞いとこうかと急遽八王子の工務店に足を運びました。
そもそも何故アウトオブ眼中だったかというと
最初にお会いした時に、その工務店の部長さんが
年配の方(50代60代?)のイメージが微妙だったのです。
いかにもthe不動産屋!土建業!といった感じで
ゴールドの喜平ネックレス、ブランドのシャツ、茶色い髪の毛
ここで建てたらトラブルになりそうだなという直感が働いてたのかもしれません。w
突然電話し、お伺いしていいか
と聞いたら以前お会いした
部長さんが快く受け入れてくれました。
八王子南口の事務所に訪れると、、、
豊建築有限会社のデカい立体的な看板の「築」の文字がもげていて
「豊建 有限会社」になっている(汗
狭くてぼろい階段を上った先の昭和の香りが
プンプンする応接間に通される。
嫁のテンションが激しく下がって行くのを感じる。(汗
嫁は服とかもデパートとかで気分よく買いたい人でお洒落なショールームとかをイメージしていたはず
しかし!
私的には、実はかなり高感度が上がったのです。
自分も商売をやっているのもあり、
逆に、私には経費節約しその分お客さんに還元している雰囲気が感じられました。
(ガンガン儲かっていたら事務所も新しくするでしょう
事務所は古くても小ぎれいで整理整頓されており、
事務員さんはとても優しく明るく、
2度目にお会いした部長も作業着っぽい感じで1回目のイメージとは大分違いました。
(もしかして初回のいでたちは勝負服だったのかもしれない、、、汗
ひっきりなしに現場からであろう電話が鳴る。
「そうかぁ、参ったなぁ、じゃあそれもやっといてあげてよぉー」
現場に指示を出す部長。案外お客様目線。
「何だよそれ、そんなの無視していいよ」とかだったら早々に退散しいたかもしれません。
もともと長年、住友林業の下請けだったようで
施工に対する自信がかなりあるようで、
話を聞けば聞くほど言葉の端々にそれが滲み出ていました。
ちょっと数字はうろ覚えですが大手はかなり乗っけるようでぼやいていました。
例えば工務店が2000万で建てたらお客さんは大手に2800万払う?
3000万の家なら4200万になる。
住友林業と同じレベルの家がかなり安く建つんなら
悪くないよな?
後は妻を何とかねじ伏せるだけ。
妻のお父さんは自営業で工場を経営されています。
仕事場は古くて油まみれの工場です。
帰り道、
「お父さんだって工場古いけど、いい加減な仕事しないでしょ?
それと同じだよ。俺はいいと思うよ。」
流されやすい妻。前向きに傾く。
「いい家しか建てたくない」「いい家を建てたいんですよ」
部長さんから出るこの言葉、最初は営業トークなのかと思っていましたが、
これは施工が始まっって終わるまでの1年近く、何度も何度も聞く事になる言葉でした。
本当にそう思ってるんだなぁ。
あ、そうそう気をつけて頂きたいのは、
この工務店さんの「いい家」は決して「おしゃれな家」ではありません。w
部長さんの考える「いい家」とは
地震や火事に強い家、長く住める頑丈な家。
つまり私たち夫婦とは少し感覚が違ったのです。
ですので、そこをあーだこーだこちらが細かいことまで意見を聞いてもらい
自分の好みに仕上げなくてはなりません。
(案外どんな無理難題にも応えてくれます。
結果、お陰様で
私たちの目標としていたシンプルで無機質な家に
近づけることが出来ました。
←法務局の方(左)と測量士さん(右)が
登記確認に来てくれました。
まだ外構は出来てません。
↑本当はこんな家に住みたかった!もしよかったらリンクを飛んでみてみて下さい。
住みやすさはわかりませんがカッコいい!!家ばかりです。
ただお値段が、、、、、電話で聞いたところ最低7000万はかかりそうな印象でした。
なので豊建築さんと比べてはいけない!(w
折角の注文住宅ですから、あれやこれや細かいことまで色々言いましたが、
果たして素人レベルの希望を全部通すとどんな家になるのか不安は残りました。
色々と希望を聞いてくれるゆえの贅沢な不安。
←元々がかなり安いので踏んだんにオプションを追加しました!
豊建築さんは「耐震等級3相当」が基本です。
LIXILの基準らしく完成後に
構造体に関する計算書など超分厚いものが届きました。
しっかりやってるんだなぁと思い、
疑ってて悪かったと謝りたいです。
だって「相当」って言い回し胡散臭くないですか?
どうやら木造は耐震等級3が
取れないためこの様な表現になっているようです。
耐震等級3が取れるのはRCや鉄骨。
あと豊建築さんに関わっている
大工さん、左官屋さん、電気屋さんなどの職人さん、超いい人です。
いい会社に集まる人ってそうなるのかなと考えさせられました。
お値段的には標準なら
最低でもWELLHOMEより500万安かったと思います。
一条工務店とだと恐らく1千万違うと思います。
ただ安いのをいいことに
全ての希望通りにオプションを付けたので
最終支払い金額は300万くらい安かった程度かもしません。
- 建坪 ウェルホーム 建坪38坪 ⇒ 豊建築 建坪43坪
- 耐震 ウェルホーム 等級なし ⇒ 豊建築 耐震等級3相当
- 外壁 ウェルホーム パワーボード ⇒ 外壁パワーボード+ジョリパッド
- 器具 ウェルホーム LIXIL標準? ⇒ 豊建築 全てパナソニック
この記事へのコメントはありません。